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友達の幸せな報告を素直に喜べない|おめでとうのあとに残るもやもやのこと

友達の幸せな報告を素直に喜べない|おめでとうのあとに残るもやもやのこと
友達から結婚や出産の報告を受けて、「おめでとう」と返したのに、もやもやが残ってしまう。その気持ちの中にある焦り、寂しさ、置いていかれる感覚を分けて考えました。自分のもやもやがどれに近いかを確かめる三つの問いと、気持ちがそろっていなくても伝えられるお祝いの言葉を紹介します。

仕事の帰り道、スマホに友達からのメッセージが届く。「報告があります。結婚することになりました」。

すぐに「おめでとう!」と返す。スタンプも一つ添える。本当によかったと思う気持ちはある。それなのに、電車の窓に映る自分の顔が、少しこわばっているのが分かる。

家に着いて、ご飯を食べながらも、さっきの報告のことを考えている。グループのトークには、ほかの友達からのお祝いの言葉が次々に並んでいく。それを眺めているうちに、胸の奥に小さな重さが残っていることに気づく。

結婚、出産、転職、昇進、新しい家。友達からの報告はうれしいはずなのに、素直に喜びきれない。そんな自分を、心が狭いと責めてしまう夜があると思います。

もやもやの中身は一つじゃない

「素直に喜べない」と一言でいっても、その中身は人によって、そのときによって違います。

一つは、焦りです。自分もいつかそうなりたいと思っていたことを、友達が先に手にした。おめでとうと言いながら、自分はまだそこにいないことを突きつけられたような気持ちになる。

もう一つは、寂しさです。結婚や出産で、友達の暮らしが変わっていく。これまでのように、夜遅くまで話したり、思いつきで会ったりはできなくなるかもしれない。喜べないのは、友達との関係が変わっていくことへの寂しさなのかもしれません。

それから、置いていかれるような感覚もあります。周りが次々に新しい場所へ進んでいくのに、自分だけが同じ場所に立ち止まっているように感じる。報告そのものより、自分の今を振り返ってしまうことがつらいのです。

「喜べない」の中には、焦り、寂しさ、置いていかれる感覚が混ざっています。どれが大きいかによって、そのもやもやが教えてくれることも変わってきます。

どれに近いかを確かめる問い

自分のもやもやがどれに近いかを知るために、次の問いを考えてみてください。

  • 同じ報告を自分がする場面を想像するとうらやましいか
    うらやましいなら、焦りが中心かもしれません。そのもやもやは、自分が本当は何を望んでいるのかを教えてくれています。
  • その友達と会う回数が減ることを想像すると寂しいか
    寂しいなら、関係が変わることへの寂しさが中心かもしれません。友達のことを大事に思っているからこそ生まれる気持ちです。
  • 報告を聞いたあと自分の今の生活を振り返ってしまうか
    振り返ってしまうなら、置いていかれる感覚が中心かもしれません。友達の報告が、自分の今を見直すきっかけになっています。

複数に当てはまることもあると思います。いちばん強く感じるものが、今の自分にとって大事なことなのかもしれません。

もやもやがあっても伝えられること

喜べない気持ちがあっても、「おめでとう」と伝えることはできます。気持ちが百パーセントそろってからでないと、お祝いを言ってはいけないわけではありません。

寂しさが中心なら、「落ち着いたらまたご飯行こうね」と、これからも会いたい気持ちを一言添えてみる。焦りや置いていかれる感覚が中心なら、お祝いの言葉は短めにして、自分の気持ちが落ち着くまで少し時間を置いてもいい。

私はこう思います

友達の幸せを素直に喜べない自分を、心が狭いと責めなくていいと思います。

喜べない気持ちの中には、自分が大事にしているものが映っています。欲しかったもの、大切にしたい関係、進みたい方向。もやもやを無理に消そうとするより、「自分は今、何に反応しているんだろう」と少しだけ見てみる。そのほうが、次に友達と会ったとき、自然に笑えるような気がします。

あなたは、友達の報告を聞いたとき、どんな気持ちが残りますか。


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書くことで、少し整理がつくこともあります。

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※この記事は一般的な情報提供を目的としたものです。気持ちの落ち込みが長く続くときは、信頼できる人や専門家に相談することもおすすめします。


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