予定は先に決めたい人とその日に決めたい人

週の半ば、「土曜日どうする?」と聞いてみる。返ってきたのは「当日の天気で決めようよ」。
決まらないまま金曜の夜になり、何を着ていけばいいのかも、何時に起きればいいのかも分からない。なんとなく落ち着かない気持ちで眠りにつく。
一方で、相手のほうは、週の初めから「土曜は11時に駅前、お昼はあの店、そのあと映画」と決められると、少し息が詰まる。せっかくの休みなのに、予定をこなす日になってしまう気がする。
デートの予定を、先に決めておきたい人と、その日に決めたい人。この二人が付き合うと、週末が近づくたびに小さなすれ違いが起きます。
よくある誤解は予定の決め方で気持ちを測ること
すれ違いが続くと、つい予定の決め方に相手の気持ちを読み取ろうとしてしまいます。
先に決めたい人は、「予定を決めてくれないのは、自分とのデートにあまり興味がないからでは」と不安になる。その日に決めたい人は、「こんなに細かく決めたがるのは、自分を信用していないからでは」と窮屈に感じる。
けれど、予定の決め方は、多くの場合、相手への気持ちの大きさとは別のところから来ています。その人がもともと持っている、時間との付き合い方の違いです。
先に決めたい人の見方
先に決めたい人にとって、予定が決まっていることは安心のもとです。
何時にどこへ行くのかが分かっていれば、その日に向けて準備ができる。服を選んだり、行く店を調べたり、楽しみにする時間も含めてデートだと感じている人も多いと思います。決まっていない状態は、楽しみより先に落ち着かなさが来てしまうのです。
向いている人
- 楽しみな予定を、前もって思い描く時間が好きな人
- 平日が忙しく、休みの日の過ごし方を早めに見通しておきたい人
気をつけたいこと
決めた予定を当日に変えようと言われると、予定ごと自分を否定されたように感じてしまうことがあります。予定が変わることと、相手が自分を大事にしていないことは、別のことです。
その日に決めたい人の見方
その日に決めたい人にとって、予定が決まっていないことは自由のもとです。
当日の天気や体調、気分によって、行きたい場所は変わる。その日の二人に合った過ごし方を、その場で選びたい。前もって決めすぎると、予定に合わせて自分たちを動かすことになり、楽しさが減ってしまうと感じているのです。
向いている人
- その日の気分や天気に合わせて動くのが好きな人
- 平日に予定が多く、休みの日くらいは決まりごとから離れたい人
気をつけたいこと
決めないまま当日を迎えることが続くと、相手の中に小さな不安が少しずつ積み重なっていきます。自分にとっては気楽な「あとで決めよう」が、相手にとっては毎週の落ち着かなさになっているかもしれません。
どちらのやり方にも、相手との時間を大事にしたい気持ちがあります。違うのは、その大事にし方の形のほうです。
どちらにも一理あるから決めるのは枠だけにしてみる
先に決めたい人の安心と、その日に決めたい人の自由。どちらも、デートを楽しむために必要なものです。
全部を先に決めるか、何も決めないか。その間に、二人で落ち着ける場所があります。
- 会う時間と集合場所だけ先に決めておく
「11時に駅前」だけ決まっていれば、先に決めたい人は準備ができ、その日に決めたい人も中身は自由に選べます。 - 候補を二つか三つ出しておく
行き先を一つに決めず、「天気がよければ公園、雨なら映画」のように候補だけ用意しておく。 - 前日の夜に一度だけ相談する
当日まで決めない代わりに、前日の夜に軽く話す時間を作っておく。
どこまで決めると安心で、どこから先は自由でいたいのか。その線を二人で話してみると、週末前のすれ違いは少しずつ減っていくと思います。
あなたは、予定を先に決めたいほうですか。それとも、その日に決めたいほうですか。
ヨルノキモチについて
ヨルノキモチは、恋愛・性の悩み・自分のことを、名前を出さずに書いておける場所です。週末が近づくたびに感じる小さなもやもやも、誰かに話すほどではない気持ちも、そのまま書いておけます。投稿すると、AIがそっと言葉を返してくれる機能もあります。気持ちに余裕がある日は、ほかの人の投稿にひとこと返すこともできます。
書くことで、少し整理がつくこともあります。
今週の予定のことで飲み込んだ言葉、どこかに置いておきませんか。
※この記事は一般的な情報提供を目的としたものです。